「ヘビー」というと、ズシズシハァハァ走りながら戦闘に駆けつけ、前線ではガトリングを撃ち尽くしたあと仲間の盾になり、最後には敵をひきつけて「みんなぁ、オラ先に逝ってるだぶぅ」と言って爆散するイメージをお持ちではないでしょうか。しかしバトフロ２のヘビーはまさにその逆、蝶のように舞い蜂のように刺せるんだぶぅ。
ヘビーとは、鈍重さではなくその重火器をあらわす
ヘビーの体力は４クラス中最大の２００で、挑む側はまずその体力の多さに苦戦する。更にタイマンではその体力を補強する「コンバット・シールド」を展開することができたり、「セカンダリー」や「リモート爆弾」などの爆弾系アビリティが豊富だったりと、使っていて楽しいクラスだ。また全く役に立たないが、イオン系アビリティも豊富だ。
まずメインアビリティとなるのが「セントリー」だ。ガトリングと言い換えてもいいだろう。セントリーには次の３種類がある。
- モバイル・セントリー
- チャージド・セントリー
- エクスプローシブ・セントリー
この中でも強武器と言われているのが「チャージド・セントリー」だ。
チャーセン・・・！悪魔的アビリティ・・・ッッ！！！
初めてヘビーを使うなら、「チャージド・セントリー」はクラフトを使ってでも手に入れるべきだ。「男は黙ってチャーセンぶっぱ」がヘビー使いの共通認識。ガトリングの一点集中撃ちにバースト効果が付与され、更には発動中に自動回復も加わるという、一見して「あ、これヤバいやつですね」と分かるレベルの強武器だ。そして実際に使ってみるとあらやだわ。ガード中のダスベすら結構な勢いで削ることができるじゃあーりませんか。これがもはやランドカルリジアン程度であれば存在した痕跡すら残すことはないだろう。
「モバイル・セントリー」にも回復効果があり、発動中の移動力はチャーセンよりも高い。しかし一発ごとの攻撃力が落ちるため、相手もセントリーを使っていると倒すのに時間がかかる。
「エクスプローシブ・セントリー」は攻撃力こそ高いものの発動中は移動ができず、更に一発ごとのチャージに時間がかかるのが難点だ。ただしカミーノ最終防衛では無類の強さを発揮する。
ダンディな大人のたしなみボム
リモート爆弾はインパクト・グレネードと引き換えに使える装備だ。設置型の爆弾を投げ、再度Lボタンを押して起爆する。後述する「コンバット・シールド」を張りながらでも投げられるのが魅力で、敵数名に見つかった時にシールドを貼ってこいつを爆破させれば強引に倒すことができる。また防衛戦での退却時、敵が集まる地点にあらかじめ設置しておけば大量キルも狙えるという大変よろしい一品だ。例えばカミーノ最終防衛時に開閉式ドアの出先に設置しておき、進行方向右側の通路に退却しよう。マンダリンコーヒーの深みを味わいながら、通路のガラス越しに外の景色を眺めよう。しばらくして敵がやってくるのを確認したら、ドアが開いた瞬間に「チェックメイト。」とつぶやきリモート爆弾を起爆。敵が爆散するのを眺めながら最後の一口を頂くのが大人のたしなみだ。
大変よろしきバリアーヌ
ヘビーはただでさえ体力が２００と多めだが、更にこの「コンバット・シールド」を装着すると最大３００の追加防御力が付加され、合計すれば実質体力５００の即席ハート様の完成だ。
シールド展開中でもLアビリティとメイン武器は使えるため、タイマンの撃ち合いでこれを出されたらまあ勝てない。私は全ての抵抗を諦めてPSメッセージで「助けてください見逃してもらえませんか」と送るようにしている。しかしヘビー使いは性格の悪いやつが多いので見逃してもらえることは少ない。
使ってて楽しいが弱い何か
３個の小型爆弾を射出するグレネードランチャーだ。一発ごとの攻撃力は４０程度なので、全弾当たってようやくキルが取れる。集団に撃ち込めばトータルダメージはそれなりに入るが、とどめの一撃が必要になる微妙な武器だ。持ち込むなら乱戦で使っていこう。
これでラスボスまでいけるエリートウェポン
DC-15Eはヘビーの５０キル特典だが、実はこいつなかなか強い。DC-15Eの１５０キルパーツでバースト付与が付くので、攻撃力が上がり、さらに隠れた敵にも攻撃が当たるようになる。近距離～中距離ならどんとこいだ。
闇に乗じて敵を討つんだぶぅ
「FWMB-10K」は１５０キルパーツのナイトビジョンをつければ暗闇のエンドアで大活躍する。ナイトビジョンはアサルトの「CR-2」にも付くが、こちらのほうが弾数があるので多少当たらなくても敵を倒せてまだ余裕があるだろう。
アイデンパイセン御用達の例のアレ
「TL-50」を使う面白みといったらなんといっても１５０キルパーツの「セカンダリ射撃」だ。チャージして撃つことで、着弾地点付近に爆発ダメージ１００を与える。単発の攻撃力は最大２０なので、セカンダリ→通常射撃でとどめの流れが自然だ。ただこのセカンダリ、弱くは無いが、アイデンの持つTL-50と比べてチャージが遅い。またシールド展開中は使えないので、立ち回りをよく考えて使う必要がある。
忘年会で使えるジョークグッズ①
前作と比べて大幅に仕様が変わった装置の一つが「イオン・タレット」だ。従来はビークルだけを狙う移動追尾魚雷を連続で射出する縁の下の力持ち的な役割を担っており、こいつを設置してくれる味方のことをとてもありがたく感じていた。それがなんとバトフロ２になり、ビークルだけではなく歩兵も狙うようになったのだ。私の印象では、これは非常に画期的な変更で、ビークル・タレット使いがより多くのポイントの恩恵を受けられるのではないかと感じていた。そしていざスター・キラー基地で反乱軍のハエ共を叩き落とそうと設置してみたところ、なんとこいつビークルガン無視。ガチで歩兵しか狙わない。「ビークルならオイラッチに任せてくれよ」みたいな顔していたくせに実はとんだキル厨だったことが判明してしまった。
忘年会で使えるジョークグッズ②
お次のエントリーはこちら。「イオン魚雷」君です。こらっ、そこっ、産廃って言うのやめなさい！イオン魚雷君も頑張ってるんですよ！ということで簡単にこの飛翔するゴミの使用感を説明すると、たとえばリスキルビークル厨君がお空で飛んでましたと。うぜーなーってことでイオン魚雷を撃ちます。結構追尾するのでしっかり当たります。Aウイングなら２発キルなので、もう１発で落とせるって状況ですが、ここで問題が起きます。なんとこのゴミ２発目までに最短でも２５秒待たされるのです。もちろんAウイングは完全に回復しており「ヤーレソーランソーラン♪」と言いながらリスキルを続けています。２発目撃ちます。Aウイングに当たります。２５秒待ってるあいだに２回リスキルされてゲーム終了です。お疲れ様でした。
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